3/10 WED 2度目のバンクーバー行きは明日からだけど、今日は東京でお仕事。この日か ら数えると、家を留守にするのは10日間になってしまのかな。ちょっとしたプ ロローグなわけです。 3/11 THU 飛行機は夕方なんだけど、時間も余ってしまっていて、12時東京発の成田エク スプレスに乗車。成田って、なんだかすごい田舎にあるんですねぇ。電車はど んどん殺風景なところへと走っていきます。途中から、砂埃なのかなんなのか、 黄色い霧がかかったような状態になってきました。強風なんでしょうか。 飛行場には1時には着いてしまいました。のんびりと指定のカウンターまで歩 いていき、チケットはすぐにもらえたものの、チェックインは2時間半前の 2:40からのようです。1時間以上ぼけーっと座ってました。途中、強風のため 出発を見合わせている便もあるようなアナウンス。はたして今回の旅の出だし はいかに…。 チェックインは予定通り始まり、無事スーツケースを預けてちょっと身軽に。 少し空港内をうろついたものの、取り立てて面白そうなところもなく、さっさ と出国手続き。免税店でお土産とタバコを買い、最後の一服をして乗り場へと 向かう。ブランチしか食べていなかったので、最後の売店で肉まんを買ってお やつ、かなこに電話をして搭乗。 順調な出だし、予定通りの離陸に、予定通りの到着。半年振りのバンクーバー にやってきました、そして2度目の(!?)11日。朝の9時前について、問題なく 入国、タクシーに乗って UBC の St. John's に向かいます。途中、マリンド ライブ沿いで、桜が咲いているのを何度か見ました。こりゃ、週末は花見かな。 懐かしいところ、懐かしい人、懐かしいもの…。ほんの半年前、たった2ヶ月 いただけのバンクーバーなんだけど、短くても「生活」だったのかなぁ。懐か しの St. John's で、連絡を取ってあったゆうこさんに会いました。Lab に行っ てみんなに会いました、みんな変わらないなぁ、って、半年しかたってないん だもんな、当たり前か。みんなにしてみれば、あれ、また来たの、ってくらい なのかもね。 懐かしの夕食。ダイニングでは、洋子さんだったかな、に会いました。それか ら、かおりさん、だったと思う、にも声をかけてもらいました。そして、長い 1日が、ま、ほんとに長かったわけだけど、眠かった1日が終わるわけです。 3/12 FRI 風邪気味のせいか、ちょっと疲れ気味。朝は早めに目が覚めてしまったけれど、 朝食後に少々、休憩を挟んでしまった。もちろん研究室には行ったけど、なぜ だか人口密度が低かったなぁ。 夕方は遅くならないうちに切り上げて St. John's へ戻る…。途中、桜が綺麗 だったので、何枚か写真をパチリ。ゆうこさんと、ゆういちさん、との3人で 待ち合わせをしていて、41st 沿いへお出かけ。少しだけぶらぶらと歩いて、 味彩というおすし屋さんへ入りました。日本人のお店だけあって美味しかった。 そのあとビールを買って帰って、少しだけ飲みなおし。色々と雑談をして、楽 しい週末の始まりです。今回の出張は1週間だけだから、当然、週末も1回だ け。さて、明日の予定は既に決まっているし、体調を整えるためにも早めに、 おやすみなさい。 3/13 SAT 朝です。といっても、寝る前に飲んだ「1日2回」という風邪薬のせいか、9 時の目覚ましからうとうとして、起きたのは1時間後…。・・・、ここまで書 いて、win が死んだ…。昨日の夕方に電源入れて30時間かぁ。win じゃこんな ものかなぁ、まったく…。 さて気を取り直して。バスに乗って1時間半、さらにのんびりと30分近く歩い て、バウンダリベイエアポートに到着。あぁ、懐かしい景色。まささんに会い、 半年振りの飛行です。昨夏、雷のせいで急遽、予定変更となったコースを再挑 戦。 まずはせっかくなので、インディアンアームバレーへと向かう。あぁ、久しぶ りの操縦桿!最近にしては珍しく(らしい)よい天気で、6000フィートまで上 昇、きれいな景色でした。それからダウンタウン上空を旋回、お、見覚えのあ る建物があちこちに。次は UBC、こちらは真上を通ったわけではなく、ちょっ と分かりにくかったなぁ…。最後にバンクーバー国際空港の上空をパスしてお しまい、戻って着陸です。 今回は1回だけの飛行だし、観光ということで「1時間(昨夏日記参照)」に はこだわらずに、欲張ってコースを選んだんです。でも、さらにせっかくだか らと初めての C-172 にしたら速度も速く、期せずして「1時間」のフライト に!どうやら、逃れられないんだろうか。 楽しいフライトを終えて、UBC へ戻る途中、バスの乗り換えに余裕があったか らお土産やさんへよって「おかし」を3つ購入。カナダ限定のメープルシロッ プPRETZ だってさ、1個買ってみました。果たしてお味は…? 3/14 SUN 今日もお休みです。さて、何をしようか。花見。そう、ガイドブックによると、 日本よりも早く咲いて、スタンレーパークのロストラグーン湖周辺は桜の見所 らしい。ということで、とりあえずの行き先は決定。 その前に、まず洗濯です。今回の出張は短いから、しっかり「生活」するわけ でもないから大分、荷物を減らしたんです。その上、服の数も少なめにしたの で、昨夏のように1週間に1回の洗濯では間に合わない、というスケジュール。 というわけで、今回最初の洗濯、あと1回する予定。 さて、のんびりして、お昼近くに出発。バンクーバーに来てバスに乗るのは既 に3往復目。昨日、上空から見たダウンタウンへと向かい、ロブソンで乗り換 え。スタンレーパークへ向かいます。公園すぐ手前あたりの道路に、綺麗に桜 が咲いています。これは、湖周辺はもっと綺麗だろうか…、期待。 ところが、公園の中に入ってみると、ちょっと時期がずれたような桜がちらほ らあるだけで、見所というほどでも…。期待はずれ。少しうろうろしていると、 木陰でガサガサと音が。リス君でした。せっかくなので、何枚か写真に入って もらいました。 バスのトランスファーにまだ間に合いそうだったので、そそくさとバス停に行っ てダウンタウンに戻ってしまう。あてもなくふらふらして、デパートの中を散 歩したり港のほうへ行って見たり。大体の「地図」は、しっかり頭の中に入っ ています。それからグランビルをのんびりと歩いて下っていく。 そのままグランビルブリッジを歩いてわたりました。前回の滞在ではしなかっ たことですね。ヨットのためなのか何故か、非常に高い橋なんですよね。上か ら見るとなおさら…。足がすくんでしまいそうなくらい。飛んでる時は高くて も平気なのにねぇ。 最後にグランビルアイランド。目的地はキッズオンリーマーケット。可愛らし い服や赤ちゃんグッズはたくさんあるんだけれど、でも、これといったベビー 服は見つからずに、ジュースで喉を潤して退散。向かいでビールを飲もうかと も思ったんだけど、風邪気味だしやめておきました。 3/15 MON 後半に突入です。たった1週間なので、あっという間ですな。相変わらずの St. John's の朝食。変わらないなぁ。変わったことといえば、ダイニングホー ルから紙皿や紙コップがなくなったこと。お世話になったなぁ、特に前半の summer room に泊まってた時は…。 UBC の book store へ行ってきました。赤ちゃん用のTシャツとよだれかけの セットがあったので、それをことちゃん用に、ピンク色のシンプルなTシャツ をかなこ用に、お土産として購入。もちろん両方とも UBC と入っている、一 応、母子でペアルックになるのかな? 3/16 TUE 当然だけど、平日は特に書くことは、ほとんどない。ま、一応、仕事しに来て るわけだから、当たり前なんだけどね。St. John's から HCT へ向かう途中 に咲いている桜が、この1週間で満開に近くなったような気がする。薄いピン クではなく、梅の花かと思うような濃いピンクの、多分、桜。つぼみもピンク なので遠くから見ると、2〜3分咲きでも綺麗だったけど、5〜7分咲きくら いになってきたかな?明日が、ゆっくり見ていられる最後の日になるかな。 3/17 WED 雨です。これまでにも夜のうちに降ったりしてたんだけど、幸いなことに傘を さすことはありませんでした。午前中、ちょっと SUB に行ってきました。細 かいのが少し降ってる感じだったけど、ま、何とか傘なしで。SUB にある、服 も置いてあるお店に、UBC MAM/DAD と書いてあるトレーナーやパーカーがあり ました。KIDS、12ヶ月用のものもいくつかありました。book store でお土産 買ってしまう前に、こっちも見てみるべきだったかなぁ。 3/18 THU 昨夏に来たとき、日本に帰るときは、次に来ることがあるとしたら、それは夏 かなぁ、と思ってた。そもそも、本当に来ることになるというシチュエーショ ンを本気で考えてなかったかも。帰国するときには、「子供の引越し」のよう に、みんなに会うことはもうないんじゃないだろうか、何故かそんな感じ。も ちろん、既に UBC を離れてしまって、きっともう会わない人もいるんだろう けど。 それが、あれよあれよという感じで、半年後の今回のバンクーバー滞在が実現 してしまったわけです。おかげで、懐かしいところで懐かしい人たちに会うこ とができました。たった1週間の滞在で、それにまたこんな調子ですぐに来る ことになるかもしれないのに、帰国が近づくとちょっと感傷的。 う〜ん、これは感傷的以外の感情もあるんだろうか…。前回の英語力不足を痛 感した経験から、少しは英語を勉強したんです。多少は度胸もついて(度胸だ け?)、少しはましになったつもりで、それを試すつもりもあったんだけど、 相変わらずだったなぁ。ちょっとは聞き取れるようになって、伝えられるよう になった、と思うんだけど、五十歩百歩、ってとこだな。 いざというときに聞き取れない、不意をつかれるとしゃべれない…。この不甲 斐なさ、というか、やり残してしまった大きなことに対する、くいが残ってし まっている感じというか…。あるいは、昨夏の帰国の迫ったころの感じを思い 出してオーバーラップさせてるのか。ま、あとはトラブルなく帰れるか、とい う不安、だったりして。さて、残された仕事は無事、帰ることだけ。 3/19 FRI さて、半分は 18 日のことだけれど、飛行機の中でいつのまにか 19 日になっ てしまったわけで、最後の日記です。St. John's の office は9時からだけ ど、少し早めに部屋をあとにしました。office の電気はついているけれど、 まだドアの鍵がかかっているよう。ノックをしてみると、チェックアウトをし てくれ、タクシーも呼んでもらった。 あっという間に終り、タクシーも数分で来てくれて、9時5分前くらいに UBC をあとに空港へ向かう。道もすいていて 9:15 くらいについてしまった。早く ついたせいか、料金も C$25 と数セントだった、チップも込みで C$30 払って しまう。チェックインも並んでいなくて、早々と…、と思ったら、シートナン バーは GTE。これって、キャンセル待ち!? でも、2時間半以上も前に来てい るんだし…。団体客の関係で、後回しなんだろうか?? ま、適当に時間を潰して、11 時過ぎにボーディングカウンターへ行って、シー トをお願いしてみたら、エグゼクティブクラスのシートをくれました。ラッキー! でもこれって、下手したらシートが無くて乗れなかったとか?真相は分からな いけど、無事に帰ってこられたので、よしとしましょうか…。 1年半前にオーストラリアに行った帰りも、立派なシートに座ることができた けれど、その時はまわりの客も全て、元々エコノミーだったらしく、食事は 「普通」のでした。でも今回は、どうやらまわりは本当のエグゼクティブな料 金らしく、そのおこぼれ(!?)で、立派なサービス、立派な食事も頂いてしまい ました。 すぐに飲み物のサービス、シャンパンをもらう。水平飛行に入ってから食前酒。 ビールをもらいました。バンクーバーで飲み損なったBule というビール。お つまみも、ちゃちなナッツとかではなく、美味しかったです。料理も、まるで コース料理のようなものや和食、懐石料理などから選べます。お皿もプラスチッ クなどではなくちゃんとしたお皿。料金高いわけだ。ワインのおかわりは、と しつこいくらいに聞いてくる。 一眠りした後の食事も、ホテルの朝食のように選ぶことができる、時間までも。 そんなに食べられないからと小さなサンドイッチを頼んでおいたら、暖かいスー プでもつけましょうか、だって。贅沢だねぇ、遠慮して、トマトジュースだけ もらったけど。そんなこんなで、無事、どころか、優雅に日本到着。 成田で国内線に乗り継いで名古屋へ。それから空港バスで藤ヶ丘、タクシーで 自宅へ帰国。久し振りの、かなこ と ことは に対面、お元気でしたか。今回 のバンクーバー滞在は1週間だけだったけれど、懐かしかったです。お世話に なった皆さん、ありがとう。また、いつか会いましょうね!