“この写真”からは、どのような印象を受けるか
- 草の様子からして季節は秋
- かなり広い草原
- 複数人で遊びに来ている
- 若い女性が金網にもたれて会話をしている
- 対話相手はフレームの外にいる
- わざとらしくなさそうなポーズをわざととっている
- カメラ目線にしていない
- モデル笑い
テキストとの組み合わせにより、写真の発するメッセージはどう変わるか
- ユニクロの秋服の宣伝になっている
- 秋のカジュアルを着て楽しく行こうといった感じ
- さりげなくホームページアドレス入れているが、URLじゃないので気持ち悪い
- モデル笑いの理由に納得
広告全体のメッセージとコード化された表現との組み合わせとしては、いかなるものが見いだされるか
- <秋物カジュアル>
- <落ち着いた感じ>
- <でも楽しい感じ>
- <シンプル>
コード化された表現は、いかなる表現技法によって支えられるか(メッセージに“関与的”な表現技法)
- 写真の大きさ
- 色彩
- フォントの種類・色・大きさ
- 写真とテキストの配置
- 背景色との対比
オルターナティブな表現として、どのようなものが考えられるか。また、そのような表現を導入することで、メッセージはどのように変質するか
- ユニクロってフリースだけじゃないんだよ。
- みんなユニクロに帰ってきて。
- 無印良品やFamocにシェアを奪われてたまるか。
- ターゲットは若者、とりわけ女性。
- どうみても中国産には見えないでしょ?
この広告は、全体としていかなるメタメッセージを伝えるか。また、そのメタメッセージはいかなる価値観によって支えられているか
- みんな同じの着てても、ださくないよ
- <価値観>ユニクロ=カジュアルの定番ブランド
そのような価値観が前提とされることで、広告の表現全体からは何が排除されているか
- ユニクロの経営不振
- みんなと同じじゃいやだという顧客の反応